ファン・ゴッホの人生を辿ってオランダとフランスを1年間かけて旅をし、ゴッホゆかりの地を撮影した作品を写真集『フィンセント・ファン・ゴッホ　ほんとうのことは誰も知らない』として2019年に発表した写真家のテラウチマサト。

多くのファン・ゴッホ好きの声にお応えし、旅する中で感じたゴッホの存在や、ゴッホの人生から学んだことなどを、撮影した写真とともに組み合わせ、2021年度版の日めくりカレンダーにしました。

いままで体験したことのない未曽有の事態に、世界中が混乱した2020年。
2021年は勇気をもって、共に新たな1歩を踏み出す1年にして行きましょう、という思いで制作したカレンダーです。
毎年、ご予約分で販売数のほとんどが埋まる500部限定の人気カレンダーシリーズとなりますので、ぜひお早めにお買い求め下さい。

―カレンダーのINTRODUCTIONより―
生き方が作品になった画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。
そのゴッホが画家となって歩んだ地、オランダのアムステルダム、ニューネン。
フランスはモンマルトル、アルル、サンレミ・ド・プロヴァンス、オーヴェル・シュル・オワーズらの6都市を旅して撮った写真集「フィンセント・ファン・ゴッホ　ほんとうのことは誰も知らない」を出版して後、不思議にも、ゴッホ展が日本で開かれたり、新しい映画が上映されたり、ロンドンナショナルギャラリーからは「ひまわり」が日本にやってきて、つど話題になった。けれど、話題の多くがファン・ゴッホの生き様に触れるのみで、絵について語られることは少なかった。
各地を旅して観た絵とファン・ゴッホが過ごした場所は、伝記的な事実として語られるものに影響されない特別な強さがあった。事実は後に書き換えられても、絵は変化しない。
場所の持つ磁力も衰えていなかった。
絵を観て、その場所で感じ、そのことを、写真と言葉で表現するカレンダーを創ろうと思ったのは、ファン・ゴッホその人の絵から伝わるエネルギーと強さを形にしたいと感じたからだ。革新を目指し、努力し、挑み続けた画家。その歩みからは踏み出すことの勇気さえ感じる。（写真家テラウチマサト）

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テラウチマサト2021年カレンダー
「ファン・ゴッホの道　−勇気をもって踏み出す言葉―」　
■定価：2,500円（税込）
■サイズ：A5（高さ148mm×幅210mm）
■仕様：リング式卓上カレンダー、34ページ
■発売日：2020年10月30日（金）
※掲載されているサンプルデザインは変更の可能性がございます。
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Profile
テラウチマサト
写真家／御苗場プロデューサー
1954年生まれ。日本実業出版社を経て1991年に独立。ポートレイト、風景、プロダクトから空間まで、独自の表現手法で常に注目を集める写真家。中でも、ポートレイト作品においてはこれまで6000人以上の俳優、モデル、タレント、経営者などの著名人を撮影。また、風景作品では、その場所の魅力を着実に捉える力を評価され、行政からの撮影要望も多い。2012年パリユネスコ本部より招聘され、ユネスコのギャラリーにて写真展を開催。2016年、富士山頂浅間大社奥宮にて画家ユタカムラカミと共に個展を開催した。モノやコトの“隠れた本質”を捉える着眼点や斬新な表現手法に、イベントプロデュースから、町興しのオファーも集まる。写真家としてのクリエイティビティを活かした幅広い創作活動を得意とする。米国マサチューセッツ工科大学で講演するなど、海外からも高い評価を得ている。www.terauchi.com

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