Gets on Q-line

ニューヨークの地下鉄にQ-Lineと呼ばれる地下鉄がある。
別称Yellow Lineとも呼ばれ、ニューヨークのクィーンズから、
5番街やユニオンスクエアーなどを経由し、
ブルックリンのコニ―アイランドまでを結んでいる。
460以上もの駅を抱えるニューヨーク市地下鉄の中でも、
労働者や庶民の住宅地、お金持ちの街、
そして海や遊園地があるリゾートまでを走るニューヨークの縮図のようなQ-Line。
この地下鉄に乗りながら気に入った街を見つけると下車し、
人を見つけたら話しかけ、
面白い店には入っていって声をかけていく。
ときには、次の次くらいの駅まで歩きながら風景や街並み、人々を直接感じて撮る。
そうやってごく普通の、けれど、あまり見ることのないニューヨークを撮影してきました。
ふだんあまり見ることのできないNYの写真を、お楽しみください。

価格:1,500円(税込)
サイズ:横213mm×縦271mm
発売日:2011年10月

アートディレクション:原耕一
発行:ペンタックスリコーイメージング株式会社


◆あとがき◆

もし旅に1台のカメラを持っていくとしたら…

仕事のスケジュールを縫って、NYを3度撮り歩いた。
ボディ2台にレンズ5本、予備バッテリー4個を普通のウエストポーチに入れて、
合間を見ては撮影した。
世界最小最軽量といわれるカメラだからできた技である。

朝の公園とか、地下鉄とか、人ごみとか、工場地帯とか、いろんなところで撮ったけど、
小さいカメラに関心を持って、みな一様に話しかけてくることに驚いた。
「かっこいい!」、「それで撮るの?」、「何てカメラ?」、「写真送ってね!」
そんな感じ。
セントラルパークの貯水池の周りをランナーと一緒に走りながら撮っていると、
面白がられてお茶にも誘われた。
犬を撮ったお礼にミュージアムのチケットをプレゼントする!というマダムも現れた。
かわいいカメラに反応する人たちとの出会いは、とても楽しい時間だった。
たまたま出会う人たちと、カメラを通して会話を楽しめる街。
冷たい都会と思われがちなNYに、他人をほおっておけない人たちが住んでいた。

「大都会だけど人間味があふれる街だね!」というと
「あなたがオープンハートだから!」と答えてくれて…
だからこのところ、すっかりNYの虜になっている。

さて、このかわいいカメラだが、ミラーレスの「Q」を使った。
「Q」の面白さは、使ったその日からもきれいに撮れるけれど、
使う時間に比例して写真が上手くなっていくことだろう。
カメラを自らコントロールして撮る楽しさがある。
カメラ任せではなく、自分の意志で撮る、ということが好きな人に打ってつけだ。
小さいくせに(世界最小、最軽量、2011年9月31日現在)、
一眼レフカメラを使う楽しさが味わえる。
販売価格
1,500円(内税)
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